海外での取り組み

人材育成

VOICE      社員のコンピテンシーが人事ツールの基本

Elmar Siemers

第一三共ヨーロッパ
Vice President
Human Resources,
Legal & General
Administration,
Elmar Siemers
Elmar Siemers

社員がよりよい職務条件を満たし、必要なコンピテンシーを向上させるためには、その職位で求められるコンピテンシーを正しく理解していることが大切です。2009年、第一三共ヨーロッパ・グループの人事担当メンバー合同でコンピテンシー・モデルを作成しました。これは、社員全員を対象としたもので、ブランド・ポジショニングに基づき、地域内の第一三共における各職位のスキルと姿勢を具体的に定義しています。実用的で、付加価値が高く、机上の空論にならないモデルを目指し、さまざまな国・職能・階層の社員150名以上に、当社の社員に必要なコンピテンシーとは何かについて、ヒアリングを行いました。結果は、150項目以上の行動・スキル・姿勢からなるリストにまとめられました。これを元にプロジェクト・チーム内で活発な議論を行い、「先進の志」「誠実さ」「情熱」の3つのスピリットやヨーロッパのブランド要素であるPassion and Precision を体現する10項目のコンピテンシーをまとめました。
ただし、これは第一三共ヨーロッパ・グループ社員約2,500名に対して同一のコンピテンシーを求めるものではなく、それぞれの職務に合わせる必要があります。たとえば、販売担当者にとってはお客様視点のコンピテンシーがより重要な意味を持つでしょう。一般的には、上位職にある社員ほど高いコンピテンシーが求められます。こうしてヨーロッパでは、コンピテンシーを参考にグループ会社における標準的な約60の職務評価を行うことにしました。
ともすれば抽象的になりがちなこうしたモデルを、すべての社員に簡単に理解してもらうため、ヨーロッパ・コンピテンシー・モデルは実務的な行動指標に基づいています。指標には、個人がとるべき行動などわかりやすい具体例が含まれています。2011年度から、全社員との定期的なコンピテンシー・フィードバック面接において、こうした指標が使用されています。面接では、社員がそれぞれのコンピテンシーの目標達成レベルや、改善すべき点を上司と話し合います。また、話し合いの内容に基づいて、社員一人ひとりに対する適切な育成プログラムが選択されます。
ヨーロッパ・コンピテンシー・モデルは第一三共ヨーロッパ・グループ社員全員を対象としており、あらゆる人事ツールおよびプログラムに取り入れられています。このモデルの導入にあたって、冊子、動画配信、ポスター、研修、ワークショップなどの総合的なチャンネルを用いて、各言語によるそれぞれの社内コミュニケーションを展開しています。すべてのグループ会社においてヨーロッパ・コンピテンシー・モデルを実施することは、当社の目標意識や透明性の向上や、すでに持っている強みをいっそう有効に活用することにつながります。

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人権・雇用

VOICE      ウィメンズ・フォーラム -「セルフ・エンパワーメント」が改革につながるー

Mary Ann Ruszinko

第一三共INC.(アメリカ)
Senior Manager,
New Product Planning
Mary Ann Ruszinko

第一三共INC.(アメリカ)のウィメンズ・フォーラム・プログラムでは、「セルフ・エパワーメント」を重要なテーマとしています。「セルフ・エンパワーメント」とは、前例にとらわれず各自が自信を持って考えを主張し行動することにより、革新を導き出すものであると私たちは信じています。ウィメンズ・フォーラム・プログラム委員長として、私はこれまでの成果に誇りを持っています。「セルフ・エンパワーメント」に向けた女性へのコーチング、調和のとれた職場環境の醸成を行ってきました。また、社員には常に革新の意識を持つよう促しました。
リーダーシップ集中訓練プログラムでは、メンター制度やワークショップ、専門能力開発といった活動を通して、女性社員に「セルフ・エンパワーメント」や革新的な考え方を身につける機会を提供しています。修了者は「革新への挑戦」を行動で示し、ほかの社員に刺激を与えています。
ウィメンズ・フォーラムは、社員が持っているノウハウや知識を活用してプログラムを開発し、より多くの社員に寄与することが大切と考えています。
そうした考え方から生まれたのが、「イン・パートナーシップ」シリーズです。第1回の「職場での個性の活かし方」は、ウィメンズ・フォーラムと営業研修部門のパートナーシップで行われました。
私はNew Product Planning(Oncology)の上級管理職として、世界中のさまざまな新品チームと働いています。個人としての目標は、調和のとれたチーム環境を醸成することです。チームの調和にとって重要な要素の一つは、多様な視点を常に忘れずに、メンバー各自の働き方、性格、文化の違いを認めることです。

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働きがいのある労働環境

VOICE      「Best Employer 2010」に選出

第一三共トルコ
Human Resources
Manager
Melisa KurŞunoglu

トルコでは、第一三共はまだ若い会社です。2011年春、私たちは3周年を迎えました。伝統ある当社グループから比べれば、スタートしたばかりのフレッシュな会社だと言えるでしょう。社員は、ビジネスを構築し、当社および市場における製品への興味を高める役割を担っています。そのような理解から、私たちはさまざまな方法でやりがいのある職場環境を作り出してきました。研修やチーム会議、専門性を深める機会の提供を通して、私たちは仲間たちと素晴らしい協力関係を築いてきました。また折にふれ、上級管理職と全社員が意見を交わせるよう努めています。さらに私たちは、全員が同じ方向を目指すために、業績目標を明確にしています。
世界的な人事コンサルタント企業により、私たちの取り組みが高く評価され、2011年3月、第一三共トルコは、「Best Employer2010」に選ばれました。国内のあらゆる企業の中から選出され、製薬会社としては初めての1位を獲得しました。初めてこのようなコンテストに参加し、高い効果を上げることになったのは、第一三共トルコが、モチベーションと忠誠心が高い社員を有する優れた会社であることを示していると思います。

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