第一三共主導によるグローバル社会貢献活動

第一三共は、第2期中期経営計画においてCSR中期方針と5つの重点課題を設定しており、重点課題の一つに「国際的視野での医療アクセスの拡大」を掲げています。Global Pharma Innovatorの実現に向け、CSRにおいてもグローバル社会貢献の方向性を明確にしています。
グローバル社会貢献の展開にあたって、当社グループのランバクシー社がもつノウハウやリソースを活用し、移動診療サービスを展開することが、第一三共らしい社会貢献活動になると考えています。

カメルーン、タンザニアにおける支援

アフリカにおいては、MDGsの達成状況が悪く、かつグループ会社であるランバクシー社が事業を展開している国を検討した結果、カメルーンとタンザニアを、現地のNGOの協力を得て活動を展開していく国として特定しました。

課題

目標4 乳幼児死亡率の削減
目標5 妊産婦の健康の改善

成果指標指標

はしかの予防接種を受けた1歳児の割合
妊産婦健診を受ける妊婦の割合

成果目標(5年間)

予防接種者数 約23万人
妊産婦検診数 約14.4万人

アプローチ

移動診療サービス
・基礎的医療、ワクチンの提供、妊産婦検診
・医療に関する情報提供、意識啓発

活動期間

2011~2015年

パートナー

国際NGOプラン
(アジア・アフリカ・中南米の50ヵ国で活動を展開するNGO)

写真提供 : プラン・ジャパン

VOICE     一人でも多くの人々が基本的な保健サービスを受けられることを望んでいます。

公益財団法人
プラン・ジャパン
事務局長
佐藤 活朗様

第一三共様から、車両を利用した移動診療サービスができないかという提案をいただいたことをきっかけに、特に遠隔地での医療保健サービスが行き届いていないタンザニアとカメルーンで活動を実施することになりました。両国は、世界の中でも最も乳幼児・妊産婦死亡率の高い国の一つであるため、低コストで地域中に行き渡る有効な医療サービスとして、今回の移動診療プロジェクトに対しては地元からも大きな期待があります。企業が持つリソースと、私たちが持つノウハウがうまく融合し、これからの5年間で目に見える大きな成果を残していきたいと強く願っています。

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インド マディア・プラデーシュ州への支援

全世界の5歳未満児死亡人口の約20%を占めるのはインドであり、国内においても特に、乳幼児や妊産婦の健康において課題を抱えている地域の一つである、マディア・プラデーシュ州デワス地区を活動地域として特定しました。この地区にはランバクシー社の製薬工場もあり、地元住民からの強い要望をいただいていることも受け、新たなプロジェクト開始に至ったものです。全体的な主導を第一三共、行政や病院などとの調整やサポートをランバクシー社、活動の執行やその管理をRCHSが行う3者の協働により、当該地区に新たに2台の移動診療車を追加し、医療サービス強化を進めていきます。
2011年5月、プロジェクト関係者がインド中央部にあるこの地を訪問し、当該地域の行政官、市民病院のチーフメディカルオフィサー、自治会長、地域住民の健康をさまざまに支援する社会保健活動家などと面談しました。僻地での医師確保の難しさ、病院の不足や院内の設備不足、地域の水問題について話し合ったほか、今回のプロジェクトへの多大な期待や全面的な協力を得られました。