廃棄物削減

2010年度の実績
  • ゼロエミッションを維持(最終処分率目標0.33%)
  • OA用紙使用量7,246 万枚(前年度比8.9%削減)
2011年度の目標
  • ゼロエミッションを維持(最終処分率目標1% 未満)
  • OA用紙使用量7,220 万枚(前年度比0.4% 削減)

最終処分率は国内の工場・研究所、OA用紙は国内グループ会社全体
※ 最終処分率=最終処分量(最終的に埋立処理される廃棄物量)/総発生量(事業所で発生するすべての廃棄物)を1%未満とする

廃棄物削減の目標と実績

第一三共グループでは、「最終処分率(最終処分量/総発生量)を1%未満とすること」をゼロエミッションと定義しています。国内グループでは2009年度までにゼロエミッションを達成することを第1期中期環境経営目標に掲げ、2008年度に1年前倒しで達成した後、これを維持しています。工場では廃棄物発生の抑制、資源の効率的な利用が重要と考え、製造・包装工程での省資源化、廃棄物の分別徹底、減容化、再資源化などに取り組み、外部に処理を委託する場合も可能な限り、再資源化を行っている業者を選定しています。また、研究活動およびオフィスにおいてもゴミの分別徹底、OA用紙の両面使用などを推進しています。
2010年度の再資源化率は12.7ポイント下がりましたが、廃棄物発生量を前年度比で6,009トン削減し、最終処分量は113トンと前年度比で200トン削減しました。その結果最終処分率は0.33%とゼロエミッションを継続しています。

廃棄物発生量・排出量(国内グループ)

再資源化量・再資源化率(国内グループ)

最終処分量・最終処分率(国内グループ)

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廃棄物処理施設の現地視察

工場・研究所では、廃棄物処理業者の処理施設を訪問し、チェックシートに基づき、法令の遵守状況、契約の履行状況、許認可状況などを確認しています。2010年度も計画的に廃棄物処理施設で現地視察を実施しました。

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オフィスでのOA 用紙の使用量削減

オフィスでは両面印刷およびコピーのNアップ印刷(1枚に複数頁を印刷)など、OA用紙の使用量削減のための取り組みを行っています。さらに、配布資料削減のため、プロジェクターや共有サーバーを活用することも定着してきています。
各事業所では削減啓発のため、コピー機周辺に使用枚数の推移の掲示や、会議などで各組織の削減実績や取り組み状況を共有しています。

OA用紙使用量(国内グループ)

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リサイクルの推進

汚泥の削減

第一三共ケミカルファーマ平塚事業所では排水処理場から発生する余剰汚泥脱水ケーキを100%コンポスト化し、リサイクルしています。2010年度は273トンの余剰汚泥をコンポスト化しました。

用紙の再生リサイクル

第一三共プロファーマ高槻工場では定期的な環境パトロールを実施し、適切な分別管理を徹底するなどリサイクルを推進しています。
さらに今まで焼却していたペーパータオルをリサイクルへ変更したことにより排出量を539kg削減しました。これらの施策によりリサイクル率99%以上を達成しました。今後も引き続きリサイクル率の向上を進めていきます。

ダンボールの再利用

第一三共ロジスティクスでは、詰め合わせ梱包を行う場合、使用後のダンボールを再利用しています。2010年度の再利用率は約37% です。

溶媒のリサイクル

各工場で使用する溶媒についても、リサイクルを推進しています。第一三共アルトキルヒ(フランス)では、2009年に新規設備を導入し、工程で使用していた精製メタノールが再利用可能となりました。

表示・包装ポリシー

新たに策定した「表示・包装ポリシー」には、医療安全や使いやすさの視点に加え、地球環境への配慮などの視点を盛り込んでいます。また、省資源化、CO2削減を考慮した包装資材についても現在検討中です。

※ 生ごみ・落ち葉や下水汚泥などを発酵腐熟させて堆肥化した肥料

VOICE     さらに進化した環境への取り組みを目指して

第一三共プロファーマ
秋田工場 工務課
環境管理担当
伊藤 盛行

秋田工場では、「自然環境の保全と調和」「地域社会との融和」というテーマを掲げ、環境保全のための活動を継続的に行っています。たとえば、当工場の製造工程で排出されるフッ素を含有した高濃度廃液は、さまざまな工程を経て無害化されます。その際に発生する汚泥は、フッ酸原料やセメント原料としてリサイクル処理されます。また、工場から海域に放出される排水については、常時適正な水質であるかどうかを確認しています。その他にも工場の一部を薬草園とし、緑地面積を約48%とするなど、さまざまな観点から環境負荷の低減に取り組んでいます。環境への取り組みは、一人でできることではありません。多くの関係者と協力することで、さらに進化した取り組みを目指していきます。