化学物質の管理
- 2010年度の実績
-
- PRTR※対象物質使用量 前年度比1,010トン減少
- PRTR対象物質排出・移動量 前年度比939トン減少
- 2011年度の目標
-
- 化学物質の使用量削減と排出・移動量の抑制
※ Pollutant Release and Transfer Register(環境汚染物質移動排出登録)
化学物質の使用量の削減と排出・移動量の抑制
人の健康や生態系に有害な影響をおよぼす恐れのある化学物質を化学物質排出把握管理促進法のPRTR制度に基づき適正な管理を行っています。日本国内におけるPRTR対象物質の2010年度の使用量は3,475トンと、2009年度から1,010トン減少となりました。また、環境(大気、水)への排出量および廃棄物に含まれての事業所外への移動量も2010年度は1,703トンと、2009年度に比べ939トンの減少となりました。使用量および排出・移動量、ともに減少となりましたが、引き続き適正な化学物質管理により、化学物質の使用量削減と排出・移動量抑制に取り組んでいきます。
PRTR対象物質の排出・移動量(2010年度)
(単位: t 、 ダイオキシン類はmg-TEQ)
|
物質名 (年間取扱量が1t以上の物質) |
取扱量 |
排出・移動量 (土壌への排出はありませんでした) |
|||
|---|---|---|---|---|---|
| 大気 | 水域 | 下水道 | 廃棄物 | ||
| アジ化ナトリウム | 35.7 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| アセトニトリル | 508.4 | 8.4 | 0.0 | 18.7 | 168.8 |
| エチルベンゼン | 16.8 | 0.3 | 0.0 | 0.0 | 17.0 |
| エチレンジアミン | 66.8 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.8 |
| キシレン | 9.8 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 15.0 |
| クロロホルム | 31.6 | 1.2 | 0.0 | 0.0 | 7.5 |
| クロロメタン | 64.0 | 3.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| ジクロロメタン | 23.8 | 3.6 | 0.0 | 0.0 | 71.0 |
| N,N-ジメチルアセトアミド | 248.3 | 9.1 | 0.0 | 1.8 | 129.5 |
| N,N-ジメチルホルムアミド | 497.2 | 2.8 | 0.0 | 0.0 | 423.0 |
| スチレン | 24.1 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.2 |
| トリエチルアミン | 7.2 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 2.8 |
| トルエン | 1,860.9 | 56.2 | 0.0 | 0.0 | 737.2 |
| ノルマルヘキサン | 13.8 | 1.4 | 0.0 | 0.0 | 12.4 |
| ほう素化合物 | 19.2 | 0.2 | 7.3 | 0.0 | 2.0 |
| ホルムアルデヒド | 46.9 | 1.3 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
| 合計 | 3,474.6 | 87.8 | 7.3 | 20.5 | 1,587.2 |
| ダイオキシン類 | ‐ | 0.071 | 0.298 | 0.008 | 0.002 |
製法プロセスの環境影響評価
医薬品の製造工程は薬事法などの制約があるため、工場にて生産が開始された後に製造工程を変更するには、多くの時間と労力が必要であり、難しいのが現状です。従って、製造工程の研究段階においてさまざまな視点で検討することが重要となります。製造工程を検討・選定する際、品質やコストだけでなく、安全性や独自の環境影響評価指標※(廃棄物発生量、原料の性質、反応剤の使用効率など)を設定するなどし、環境負荷の低減に努めています。
※溶媒や試薬の安全性・毒性・操作条件、溶媒の回収方法、廃液の処理方法などについて点数評価を行い、環境負荷低減の寄与度を数値で示し評価している













