重点課題2
多様性を尊重した働きがいのある労働環境の実現
重点課題2の認識
第一三共グループは、ランバクシー社のグループ入りを経て一気にグローバルリーチが広がり、現在では世界の50を超える国々の約3万人の社員によって構成される企業グループとなっています。Global Pharma Innovatorを志向する第一三共グループにとって、社員の多様性を尊重して、社員の活力を引き出す環境作りは必須の要件です。
「多様性を尊重した働きがいのある労働環境の実現」という課題において、働きがいとは何か、望ましい労働環境とは何か、ということに関しては、まさに多様であるがゆえに、単一解はないといえます。
重点課題2の取り組みの方向性
人事施策の特性上、その展開においては、各国の文化風土や労働事情などに配慮していく必要があります。対応の方向性として、まずはそれぞれの国における取り組みを共有し合うことがベースになります。
また、多様な社員の交流機会を増やしていくことも必要です。日本の社員が海外のグループ会社において、海外の社員が日本や他の国において、それぞれ仕事をする機会をさらに増やしていく。そのような状況が、これからの第一三共グループのより強固な経営基盤の確立につながることとなります。
一人ひとりと丁寧に向き合い、多様な社員の活力を引き出す人事施策を

野々瀬 恭平
人材は最も大切な経営資源です。人材すなわち社員の多様性を尊重して、活力を高めていくことは経営課題そのものです。同時に社員は重要なステークホルダーであり、社員の働きがい向上はまさにCSRの重点課題です。
多様な社員の多様な働き方を支援する人事施策上のメニューは整備されてきています。これからは、さらなる充実も進めますが、それらのメニューを一人ひとりが上手に活用していくことが大切だと考えます。そのためには、社員一人ひとりの働き方に関する意識の高揚が求められるところです。ワークライフバランスを例にとれば、単に労働時間の短縮、生活時間の拡大ととらえるのではなく、自分の働き方を質と量の両面から、会社の施策を活用して、自らデザインすることだと思います。
会社の取り組みと社員一人ひとりの意欲が相まってこそ、労働CSRの高まりが実現します。人事マネジメントの要諦は、畢竟(ひっきょう)するに人に向き合う丁寧さだと思います。多様性を尊重して、社員一人ひとりに丁寧に向き合い、活力を引き出す人事施策を推進したいと考えています。












