CSR中期方針の策定

多様性を原動力とした独自のCSRの実現を目指して

CSR中期方針の策定時の認識

第1期中期経営計画(2007年度~2009年度)に、コンプライアンスや環境経営、社会貢献などの重要なCSRテーマに取り組んだ結果、2009年9月にはFTSE4Goodに組み入れられるなど、対外的にも一定の評価を得るまでになってきました。
しかしながら、グループ全体が一体となって進めるグローバルCSRの展開という点では課題を残したと認識しています。また、ランバクシー社のグループ入りを経て一気にグローバルリーチが広がる中、世界の50を超える国々、約3万人の社員一人ひとりのCSR意識を高め、実践を促すにはより具体的な指針や課題の設定と共有が必要と考えました。

※英国の経済紙フィナンシャル・タイムズとロンドン証券取引所が共同出資して設立したFTSEが提供する社会的責任投資(SRI)の代表的な指標

CSR中期方針の方向性

CSR中期方針と5つの課題を策定し、第2期中期経営計画の重要な柱として組み込みました。グローバルでこれらに関する施策を実践していくことは容易なことではありませんが、現状把握から課題認識の共有、そして活動の実践へと一歩一歩確実に進めていきます。初年度である2010年度についてはCSRのグローバル推進とマネジメント体制の基盤づくりの年と位置づけ、CSR中期方針ならびに5つの課題について、グループでその認識を共有するとともに、多様な文化や慣習に基づいた独自のCSR推進体制を整えていきます。

「良い会社」を目指して

専務執行役員
高野 芳一

CSR中期方針と5つの課題の策定にあたっては、外部の意見をできるだけ取り入れるとともに、社内での密なコミュニケーションを重視した検討を行いました。抽出された5つの課題はどれも重要なものばかりですが、その課題解決にあたっても社内外で積極的なコミュニケーションを行っていく予定です。なぜならば、グローバルでCSRを推進するためにはなによりもコミュニケーションが重要と考えているからです。たとえば多様性という言葉一つに関してもさまざまな受け止め方があり、各地域の文化の違いもあります。幅広い概念や価値観が抱合されているCSRを推進していくには、一つひとつの言葉を大事にして、発信する側、受け止める側、双方の意味合いをしっかり確認していく必要があるのです。
第一三共グループがその社会的責任をしっかり果たすことにより、社会から、そして家族から社員が認められる、そして社員自身がその一員であることを誇りに思える「良い会社」を目指し、取り組んでいきます。

CSR中期方針の策定プロセス

CSR中期方針の策定にあたっては、次に紹介する3つのプロセスを経て、経営層、執行役員を中心とした経営会議により決定いたしました。

CSR(社会的責任)
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