化学物質の使用量・排出量削減と実績

化学物質の削減と抑制、PCB対策そして環境影響評価への取り組みについてご紹介します。

2008年度の主な実績・成果
  • PRTR対象物質の使用量を826トン削減
  • 化学物質の使用量も含めた製法プロセス全般の環境影響評価指標の運用開始

化学物質の削減と抑制

2008年度はより安全な化学物質への代替など化学物質の排出・移動量の削減に取り組んだ結果、PRTR対象物質の使用量を前年度から826トン削減することができました。しかしながら、トルエンの使用量増加などの理由によってPRTR対象物質の大気への排出量は前年度に比べ56トンの増加となりました。

PRTR対象物質の排出・移動量(2008年度)

(単位:t、ダイオキシン類はmg-TEQ)

物質名 取り扱い量 排出量 移動量
大気 水域 下水道 廃棄物
アセトニトリル 1,094.5 11.0 0.0 23.0 292.6
エチレンジアミン 77.0 0.0 0.1 0.0 5.5
キシレン 25.4 2.0 0.0 0.0 16.2
クロロホルム 20.7 1.9 0.0 0.1 12.9
クロロメタン
(別名塩化メチル)
78.7 43.2 0.0 0.0 0.0
ジクロロメタン
(別名塩化メチレン)
66.6 6.5 0.0 0.0 52.7
N,N-ジメチルホルムアミド 449.8 2.0 0.0 0.0 379.3
有機スズ化合物 96.1 0.0 0.0 0.0 2.1
スチレン 118.3 0.0 0.0 0.0 0.0
トルエン 2,205.6 136.3 0.0 0.1 1,099.9
ほう素およびその化合物 22.7 1.4 7.6 0.0 2.2
ホルムアルデヒド 64.7 1.4 0.0 0.2 0.0
ダイオキシン類 0.0 0.206 0.151 0.156 14.447

※年間取り扱い量が10t以上の物質

※土壌への排出はありませんでした

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PCB(ポリ塩化ビフェニル)対策

PCB含有廃棄物は、PCB特別措置法に基づき各事業所において厳重に管理しています。2008年度は旧社屋の解体などにともないPCBを含有した安定器が見つかりましたが、それについても同法に則って対応し、適正に保管しています。
また、PCB処理の早期登録制度も活用し、速やかに処理が進められるようにしています。すでに処理施設への搬入も一部実施しました。引き続き、すべてのPCB含有廃棄物を搬入処理できるまで、適切に管理していきます。

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製法プロセスの環境影響評価

従来、製造工程を選定する際は、品質やコストを主眼に置いて評価してきましたが、安全性や廃棄物発生量、原料の性質、反応剤の使用効率などを含めた独自の環境影響評価指標の確立に注力しています。
2008年度は免疫・アレルギーや糖・脂質代謝領域の開発候補品などについて、製法プロセス全般の環境影響評価を実施しました。その結果、免疫・アレルギー領域の開発候補品などでPRTR対象物質の使用量を大幅に削減する製法プロセスを開発しました。

環境影響評価の実施例(統合化指標)

環境影響評価の実施例(統合化指標)

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