環境リスクへの取り組み
第一三共グループの土壌・地下水汚染、大気汚染・水質汚濁、騒音・振動・悪臭、水資源の適正利用など環境リスクへの取り組みについてご紹介します。
- 2008年度の主な実績・成果
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- 大気汚染、水質汚濁、騒音・振動・悪臭の防止対策を継続実施
- 事業所の土壌汚染対策工事を計画通り完了
土壌・地下水の汚染防止および対策
第一三共グループは、工場・研究所における土壌・地下水への汚染防止対策を確実に実施しています。
また、事業再編による事業所閉鎖や用途の変更時には、法的な規制を受けない場合も含めて土壌汚染対策法に準拠した方法で土壌・地下水の適正な調査を行っています。また、すでに対策工事を終了した事業所においても、継続してモニタリングを行っています。さらに、有害物質の使用履歴のない土地の売買に際しても、必要に応じ土壌汚染対策法に準拠した調査を自主的に実施しています。
万一、地下水や土壌の汚染が判明した場合には、行政や住民の方々に対し、積極的に情報を開示するとともに適切な対策を行っています。
第一三共ケミカルファーマ小田原工場 土壌汚染対策
第一三共ケミカルファーマ平塚事業所 浄化設備
土壌汚染対策の進捗状況
| 事業所名 | 概要 |
|---|---|
| 第一三共プロファーマ高槻工場(大阪府高槻市) | 2004年に確認されたVOC※・ヒ素汚染土壌の掘削除去、鉄粉混合分解処理による浄化対策を実施中です。また、地下水のモニタリングを継続しています。 |
| 第一三共ケミカルファーマ平塚事業所(神奈川県平塚市) | VOC汚染に対する自主調査の結果、一部にVOC汚染が認められたため、バリア井戸による揚水浄化を実施中です。 |
| 第一三共ケミカルファーマ小田原工場(神奈川県小田原市) | 自主調査で敷地内の一部にVOC汚染が確認されたため、2008年3月から2009年1月まで汚染土壌の浄化対策工事を実施し、行政と地域住民の方々にその結果を報告しました。また、地下水のモニタリングを継続しています。 |
| 旧野洲川工場(滋賀県野洲市) | 2006年に開始した環境改善工事を2008年に終了し、行政と地域住民の方々にその結果を報告しました。地下水のモニタリングを継続しています。 |
※VOC(Volatile Organic Compounds):揮発性有機化合物
- 第一三共ケミカルファーマ久地事業所(旧三共有機合成本社跡地)[神奈川県川崎市]の土壌汚染対策について
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事業再編による事業所閉鎖とそれによる施設解体にともなって、法令に基づく調査を実施した結果、敷地内の一部の土壌に汚染が確認されました。対策工事の実施にあたり、地域の方々に対する報告を行うとともに、行政の指導を仰ぎながら、環境基準を超過したすべての土壌の入替工事を実施し、2009年5月までに行政への届出を含め、すべての工事と手続きを完了しました。
![第一三共ケミカルファーマ久地事業所(旧三共有機合成本社跡地)[神奈川県川崎市]の土壌汚染対策について](images/index_ph003.jpg)
大気汚染・水質汚濁防止
大気汚染・水質汚濁防止のため、国内の各事業所では法規制より厳しい自主管理基準値を設定し、監視・測定を実施しています。
第一三共製薬(北京)や第一三共製薬(上海)、第一三共ヨーロッパ(ドイツ)など海外グループ会社の工場も、各国・地域の法規制を遵守するため、定期的なモニタリングを行っています。
SOx・NOx排出量

BOD・COD量

騒音・振動・悪臭防止
騒音・振動・悪臭防止のため関連法規制を遵守し、継続的に監視・測定を実施しています。2008年度の測定結果はいずれも基準値の範囲内でした。
なお、一部の工場にて近隣住民の方から騒音に対する苦情がありましたが、直ちに原因を究明し、改善策を実施しました。
海外グループ会社の工場においても、各国・地域の法規制を遵守し、定期的な検査・測定を行っています。
水資源の適正利用
用水使用量は前年度から364m3削減することができましたが、排水量は前年度から962m3増加しました。今後も水資源の適正利用のため、用水使用量および排水量を管理していきます。
用水使用量、排水量

- 事故改善経過報告
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第一三共プロファーマ小名浜工場において、酢酸エチルの大気への揮散事故がありました。原因は、老朽化や腐食により電磁弁ボックスに雨水が浸入し弁が誤作動したことと、人為的なミスが重なったことによるものでした。
そのため、設備面の修繕とともに、作業方法や意識面の改善を図るなど再発防止策を講じました。












