中期経営計画
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第2期中期経営計画の位置付け
第一三共グループは、「Global Pharma Innovatorの実現」という2015年ビジョンに向けて、第1期中期経営計画(2007~2009年度)においては、統合シナジーの最大発揮やグローバル化の加速などにより、成長基盤を拡充してきました。
第2期(2010~2012年度)は、多様な医療ニーズに応える医薬品を提供することで、世界市場の平均成長率を上回る企業成長を成し遂げることを目標に、事業としてはイノベーティブ医薬品を強化・充実させるとともに、ワクチン、エスタブリッシュト医薬品(ジェネリック医薬品と当社長期収載品)、OTC医薬品を加え、地域としてはグループ会社のランバクシー社とのシナジーを創出しながら、日・米・欧に成長著しい新興国を加えた「ハイブリッドビジネスモデル」を推進していきます。

2012年度(最終年度)の経営目標(連結)

第2期中期経営計画の基本方針
地域事業戦略
日本
- イノベーティブ医薬品事業
第一三共グループの中核事業として、収益の確保と持続成長のために、引き続き高血圧症治療剤オルメサルタンフランチャイズ(特にアンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤オルメテックとカルシウム拮抗剤カルブロックの配合剤レザルタス)を最大化していくとともに、抗インフルエンザウイルス薬ラニナミビルやアルツハイマー型認知症治療剤メマンチン等の新製品を市場導入し、大型品への育成を図ります。 - ワクチン事業
北里研究所をはじめ、国内外の研究機関との連携を強化し、医療ニーズの高いワクチン事業を拡大していきます。 - エスタブリッシュト医薬品事業
グループ会社の第一三共エスファ(株)が、エスタブリッシュト医薬品として、ジェネリック医薬品に加え、既に市場で評価が確立されている自社の長期収載品の一部を中心に事業展開し、多様化する市場ニーズに対応していきます。 - OTC医薬品事業
グループ会社の第一三共ヘルスケア(株)により、消費者の視点にたったセルフメディケーションを推進していきます。
米国
グループ会社の第一三共INC.、ルイトポルド社、ランバクシー社で、35億ドルの売上達成と米国医薬品市場シェア1%獲得を目標としています。特に第一三共INC.においては、高血圧症治療剤オルメサルタンフランチャイズを最大化するとともに、抗血小板剤エフィエントをACS-PCI(経皮的冠動脈形成術後の急性冠症候群)領域で第一選択薬となるよう地位確立を目指します。
欧州
グループ会社の第一三共ヨーロッパGmbHとランバクシー社で、12億ユーロへの売上に挑戦していきます。特に第一三共ヨーロッパGmbHにおいては、高血圧症治療剤オルメサルタンフランチャイズと抗血小板剤エフィエントの最大化と自販力強化を図ります。
ASCA(日米欧以外の国・地域)
第一三共グループとランバクシー社でハイブリットビジネスを本格展開し、日・米・欧を上回る事業成長を果たし、売上高1,500億円以上を目指します。特に高血圧症治療剤オルメサルタンフランチャイズをさらに拡大させ、抗血小板剤プラスグレルを着実に上市し、早期拡大を図ります。

研究開発戦略
2015年ビジョンの実現に向けて、現在の基盤である高血圧、感染症、脂質異常症をベースにしながら、アンメットメディカル(未充足医療)ニーズの高い重点領域(癌、循環代謝等)での競争力を向上させるべく、研究を更に強化していきます。
現在の開発プロジェクトにおいては、特にグローバル製品として大型化が期待されている経口抗Xa剤エドキサバン等のグローバル同時開発を推進します。 オープンイノベーションによる研究シーズの獲得も積極的に行っていきます。

グローバルCSRの推進と人材育成
- 人の命と健康を支える企業として、人への思いやりを大切にし、社員の多様性を原動力として社会や地球環境との調和を図っていきます。
- プロフェッショナルで高い使命感と情熱をもった人材を育成するとともに、グループ全社員が力を発揮できる企業風土を醸成していきます。
株主還元
将来の成長のための積極的な投資(研究開発投資や事業戦略投資)と内部留保とのバランスを図りながら、株主還元として、安定的な配当を継続するとともに、利益水準により増配も検討してまいります。










