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活動報告

インド、アフリカのプロジェクト担当者による合同報告会

2012年10月30日、31日、インドのデワス地区にて、インド、アフリカにおける移動診療サービスのプロジェクト担当者による合同の報告会及び巡回医療活動現場への訪問を行いました。
2011年から5年間の計画で始まった当活動は1年が経過し、最近、インド、アフリカ双方から成功事例が報告され始めています。今回の合同報告会は、各地域の担当者が一堂に会し、各地域の活動で得た経験・ノウハウを国と組織を超えて共有し、両者の今後の活動の充実に資する目的で開催しました。

活動報告会

当社とランバクシー、当社とプランで定期的に行っている活動報告を合同で行いました。

インド、アフリカ、日本の3地域からの参加

インド、アフリカ、日本の3地域からの参加

インド側からのプレゼンテーション インドにおける乳幼児予防接種、妊産婦検診などの活動内容報告、アシャ(ASHA)※1と呼ばれる社会保健活動家たちの役割についての説明

インド側からのプレゼンテーション
インドにおける乳幼児予防接種、妊産婦検診などの活動内容報告、アシャ(ASHA)※1と呼ばれる社会保健活動家たちの役割についての説明

インド側からのプレゼンテーション インドにおける乳幼児予防接種、妊産婦検診などの活動内容報告、アシャ(ASHA)※1と呼ばれる社会保健活動家たちの役割についての説明

アフリカ側からのプレゼンテーション
タンザニア、カメルーンにおける乳幼児予防接種、妊婦への破傷風ワクチン接種、妊産婦検診、村での保健デーの開催などの活動報告

※1 アシャ(ASHA):Accredited Social Health Activistの略で、ヒンズー語で「希望」を意味する。インドの無医村地域に常駐し、医療と保健状況の改善に貢献する公認の社会保健活動家。

現場への訪問

巡回医療活動を行っている遠隔地の無医村を訪れました。

医師、看護師が同乗し、車内に診察台、器具、医薬品などを備えた移動診療車

医師、看護師が同乗し、車内に診察台、器具、医薬品などを備えた移動診療車

医師、看護師が同乗し、車内に診察台、器具、医薬品などを備えた移動診療車

プライマリーヘルスセンター

移動診療車が訪れるVijay Ganj Mandi地方とSunwani Gopal地方のプライマリーヘルスセンターでは、医師による診察や新生児ケアに加え、 ASHAによる「病院で産むことの重要性」、「母乳の重要性」などの指導を実施しています。

プライマリーセンターの設備等についての説明と確認

プライマリーセンターの設備等についての説明と確認

プライマリーヘルスセンターで産後の健康管理を行う生後3日目の乳児とその母親

プライマリーヘルスセンターで産後の健康管理を行う生後3日目の乳児とその母親

政府が運営するヘルプライン(救急電話)に登録されている本プロジェクトの救急車両は半年で500回出動

政府が運営するヘルプライン(救急電話)に登録されている本プロジェクトの救急車両は半年で500回出動

車内で酸素吸入など簡単な応急措置が可能

車内で酸素吸入など簡単な応急措置が可能

Vijay Ganj Mandi地方の巡回医療活動の現場

思春期女性の健康改善を目的としたHealth Campを実施しています。

9~17歳の女の子が参加

9~17歳の女の子が参加

貧血予防のためのヘモグロビン検査

貧血予防のためのヘモグロビン検査

Sunwani Gopal地方の巡回医療活動の現場

医師による診察、健診、予防接種、栄養指導などを実施しています。

身長と体重を同時に測定

身長と体重を同時に測定

診察に並ぶ母親たち

診察に並ぶ母親たち

受診の記録

受診の記録

育児・衛生環境への意識向上促進のために健康な乳幼児を表彰するHealthy Babyコンテストの開催

育児・衛生環境への意識向上促進のために健康な乳幼児を表彰するHealthy Babyコンテストの開催

社会保健活動家(ASHA)とのミーティング

インドの無医村地域に常駐し、医療と保健状況の改善に貢献し、本活動においても重要な役割を担っているASHAの集会に参加し、活動の成果を情報共有しました。

社会保健活動家(ASHA)とのミーティング

社会保健活動家(ASHA)とのミーティング

社会保健活動家(ASHA)とのミーティング

900gで生まれた赤ちゃんの両親は治療に積極的ではありませんでした。 しかし、両親を説得し、病院で新生児ケアを受けた結果、1ヵ月後には1.5キロまで体重が増え、今は健康に育っています。

社会保健活動家(ASHA)とのミーティング

本プロジェクトからASHAに提供されている救急キットの中の気管内吸引装置を使って仮死状態で生まれた新生児を助けることができました

今回の活動報告会に参加して

ブラン・タンザニア キサラウェ活動地域 事務所所長 ウィリアム・ムトゥカナンジェ

第一三共とランバクシーのプロジェクト関係者と本活動の学びを共有し、意見交換や現地での対話を行った今回のインドでの報告会と現場視察は斬新な会合となりました。インドにおけるランバクシーの移動診療車の取り組みから、タンザニアでのプロジェクトの成果を向上させる上で役立ちそうな多くのことを学びました。例えば、学校に通う子どもたちが健康に関心を持って行動するよう促進したり、小児疾病対策総合管理の取り組みを移動診療サービスの中に融合させていることです。

地域の健康改善、特に母子保健の促進に向けて、第一三共とランバクシーが共同でCSRに取り組まれていることに敬意を表します。プライマリ・ヘルス・ケアの目的は、恵まれない人も含めたコミュニティの全ての人々が、基本的な医療サービスを平等に受けられるようにすることです。CSRの取り組みを通じ、適切で合理的かつ低コストの保健ケア・サービスを提供する移動診療サービスにより、その目的が実現できています。

課題解決に向け、活動の質をさらに高めていきます

第一三共 CSR部

本活動は、当社がグローバルに事業を展開する企業として、国連がグローバルな課題として提唱している国連ミレニアム開発目標(MDGs)の達成への貢献に焦点をあてた活動であり、現在、インド、カメルーン、タンザニアの3カ国で移動診療車による巡回医療診療サービスを行っているものです。インドではランバクシーの協力、カメルーン、タンザニアでは国際NGOであるプランの協力を得て推進しています。

初の開催となったインド、アフリカ合同の報告会及び巡回医療活動現場への訪問では、プロジェクト担当者同士の積極的な交流が行われ、活動をより良いものにするための多くのヒントを私たち自身も得ることができました。乳幼児死亡率の削減、妊産婦の健康の改善、HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止の課題解決のため、各活動地域のコミュニティ、行政関係者、医療従事者、現地の支援協力者の方々と積極的に連携し、活動の質をさらに高めていきたいと考えています。

第一三共株式会社