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雲南省での活動内容

中国雲南省における支援

中国では、地域により母子が利用できる医療サービスに大きな格差があり、農村部の子どもの死亡率は、都市部よりも2倍から5倍高い状況です。さらに5歳未満児の4割に発育阻害の症状が見られます。農村部においては、小児疾患に関する保健人材の能力開発および地域住民の疾患への対応力の向上が求められています。
このような背景の中で、中国において発育阻害児童の多い雲南省廣南県の6カ所の郷を対象に、母子健康改善に資する医療アクセス改善プロジェクト活動を開始しました。本活動は、国際NGOであるプラン・ジャパン、プラン中国と協働し、中国の活動実施地域の保健行政および母子保健機関と連携して、2015年から5年間展開するものです。
第一三共は、中国雲南省における「母子の健康改善に資する保健人材の育成」と「地域住民に対する保健教育活動」の支援を実施していきます。

課題(MDGsへの対応) 目標4 乳幼児死亡率の削減
目標5 妊産婦の健康の改善
目標
保健システムの改善を通じた少数民族が居住する貧困地域における5歳未満児の健康・栄養状況の改善
指標
① 5歳未満児の死亡率(1,000人あたり)
ベースライン18.9人※ → 目標15人
② 完全母乳育児について適切な知識を持つ5歳未満児の保護者の割合
ベースライン3.5% → 目標値30%
③ 貧血を予防するための適切な知識を持つ5歳未満児の保護者の割合
ベースライン10% → 目標値50%

※廣南県の保健行政が発表するデータ
アプローチ
雲南省廣南県の6箇所の郷(約6万世帯)を対象に以下の活動を実施
・小児疾患統合管理研修*1の実施による地域医療における保健人材の育成
・コミュニティーセンターの設置による地域住民の疾患対応向上のための関連教育
活動期間 5年間(2015年度~2019年度)
パートナー 公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン
  • *1 小児疾患統合管理研修(IMCIトレーニング:Integrated Management of Childhood Illness Strategy Training)
    WHO、ユニセフなどにより標準化された統合管理のガイドラインをもとに、共通の教材を用いて研修を行い、子どもの疾患に対する適切な対処や管理ができること、加えてそのための保健医療システムが構築されることを目指す。(日本国際保健医療学会 / 国際保健用語集より抜粋改編)

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第一三共株式会社