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環境マネジメントシステム

環境経営の考え方

地球温暖化や異常気象などの環境問題は、私たちの生活や仕事にも影響する身近な課題といえます。第一三共グループは、環境問題に対し責任ある企業活動を行うために、第一三共グループ企業行動憲章および環境経営推進規程の「環境経営基本方針」に基づき、グローバルに環境経営を推進しています。

環境経営基本方針

環境経営の推進

環境問題に適切に対応していくため、環境問題に関する社会からの要請・期待と中長期的な事業との関係性を踏まえ、気候変動対応、化学物質管理、水使用量管理、廃棄物管理、生物多様性への配慮を主なCSR課題として捉えています。これらのCSR課題を踏まえ、「第4期中期環境経営方針」を定めて環境経営を推進しています。

第3期中期環境経営目標(2013〜2017年度)

環境経営推進体制の運用

総務本部長(環境経営最高責任者)がグループ全体の環境経営を統括し、CSR部長(環境経営推進責任者)が環境経営を推進しています。環境経営の推進体制としては、事業を統括する法人・カンパニーなどに基づき、環境経営ユニットを定め、各環境経営ユニットは、必要に応じ地域・機能を考慮した環境経営サイトを定めています。
環境経営最高責任者を委員長とした環境経営委員会をコーポレートガバナンス体制の中に設置し、環境経営方針の決定など重要事項を審議しています。

第一三共グループ環境マネジメントシステム

ISO14001認証取得状況

環境負荷が大きい工場など生産機能を有する事業所では、ISO14001認証を取得し、環境マネジメントシステム(EMS)を構築しています。国内グループでは、生産機能を有する事業所7ヵ所のうち6ヵ所で認証取得しています。2016年度は、ISO14001認証未取得事業所の認証準備を進めるとともに、6事業所を統合するマルチサイト認証の取得に向けた取り組みを行いました。
その他の事業所も、ISO14001に準じたEMSを構築するため、「第一三共グループ環境マネジメントシステム基本文書」を定め運用しています。

ISO14001認証取得工場一覧(2015年8月末現在)

環境サプライチェーンマネジメント

CSR調達

当社グループのCSR調達基準に基づく取り組みを取引先に要請し、改善に向けた協働を推進しています。
CSR調達基準の環境に関する項目は以下のとおりです。

環境への配慮

CSR調達の更なる推進に向け、3年周期でのCSR自己点検調査・改善協議・確認に取り組んでいます。3年周期の2年目となる2016年度は、2015年度194社を対象に実施したCSR自己点検調査(回答数170、回収率87.6%)に関するフィードバックを行い、自己評価が低い7社については改善に向けた協議を実施しました。CSR自己点検調査は①法令と社会規範の遵守(自由意志による雇用、児童労働、不当賃金、労働時間、安全管理、他)、②健全な事業運営の推進(自由競争、情報開示等)、③環境への配慮(省資源、廃棄物削減、生物多様性等)、④最適な品質とコストの確保(品質保証、安全性評価等)、⑤安定供給の確保(原材料管理、体制構築等)、⑥秘密情報の保持(個人情報保護等)、といった6つの視点による調査です。3年目となる2017年度は改善状況の確認の実施を計画しています。

バリューチェーンにおけるその他のパートナーとの協業

物流に関し、業務を委託している協力企業にも同様の協力を依頼しています。具体的には、製品輸送に関する輸送重量および輸送距離データの共有、事業所敷地内におけるアイドリングストップ、エコ運転など、温室効果ガス削減に貢献しています。
「環境負荷低減に向けたサプライヤーとの協働」の一環として、主要サプライヤーにおいて、CO2排出量・水使用量を把握するとともに、CO2削減目標を設定していないサプライヤーについては、改善の機会として 目標設定への協力をお願いしています。この取り組みは、SBT(Science Based Targets)※1の目標設定に基づいて実施しています。

  • ※1 パリ協定の目標である世界の平均気温情報「2℃未満」の達成に向け、科学的根拠と整合したCO2削減目標を企業に求める国際的イニシアチブ

環境監査への協力

製品および販促物の保管・発送を委託している協力企業には、廃棄物管理など環境法令に関する環境監査に協力をいただいています。

環境監査

環境マネジメントに関する監査は、事業所などが主体的に実施する内部監査、ISO審査機関による審査に、環境経営担当部門(CSR部)による環境監査を加えた3つのアプローチにより、事業所の状況に応じた相補的な監査を実施しています。
CSR部による環境監査は、全ての事業所を対象とし、環境関連法令をテーマに実施しています。2016年度は7つの事業所であるアスビオファーマ、平塚工場、東北・横浜・大阪支店、パッフェンホーフェン工場(ドイツ)、アルトキルヒ工場(フランス)を対象に環境監査を実施しました。その結果、遵守状況は良好であり、重大な環境リスクにつながる事項はありませんでした。

パッフェンホーフェン工場(ドイツ)の環境監査の様子

パッフェンホーフェン工場(ドイツ)の環境監査の様子

パッフェンホーフェン工場(ドイツ)の環境監査の様子

平塚サイトの環境監査の様子

平塚サイトの環境監査の様子

 

事故・緊急事態への対応

特に環境リスクの高い各工場・研究所では、災害・事故などによる環境汚染の防止および緩和も含め、緊急事態への準備および対応の手順を定め、定期的な教育・訓練を行うとともに、関連設備の維持・保全を行っています。2016年度、大きな災害・事故はありませんでした。

事故・緊急事態への対応

第一三共株式会社